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大阪・関西万博日本館 話題の「火星の石」を日本館で公開決定!実際にサンプルに触れるコーナーも!

 

 昨年の9月に大阪・関西万博で公開される旨が発表され、大きな注目を集めた「火星の石」が、日本館で展示されることが決定しました。

「火星の石」【提供:経済産業省】
「火星の石」【提供:経済産業省】

 

 

 今回展示される「火星の石」は約1000~1300万年前に火星から飛来し、数万年前に地球に到達したと考えられており、2000年に日本の南極地域観測隊が昭和基地から南に約350km離れたやまと山脈付近で発見しました。大きさは幅29センチ、高さ17.5センチ、重さ12.7キロで、ラグビーボールほどの大きさを誇り、火星由来の隕石としては世界最大級です。 

 

 この「火星の石」には、水がない限り生成しないとされている粘土鉱物が含まれており、かつて火星に水が存在していたことを示す貴重な試料とされています。

 

 これにより、水や生命の起源を解明するための重要な手がかりとなることが期待されています。また、日本館内では、別途「火星の石」のサンプルに実際に触れることのできるコーナーも用意されています。

 

 さらに、日本館ではJAXAの小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星イトカワおよびリュウグウから採取された「砂」についても、それを可能とした日本のものづくり技術の意義も含めて、合わせて展示します。これらのサンプルは、宇宙の成り立ちや生命の起源を探る貴重な試料となっています。

 

イトカワサンプル ⒸJAXA 【提供:経済産業省】
イトカワサンプル ⒸJAXA 【提供:経済産業省】
ハヤブサ 再突入サンプル ⒸJAXA 【提供:経済産業省】
ハヤブサ 再突入サンプル ⒸJAXA 【提供:経済産業省】
リュウグウサンプル ⒸJAXA 【提供:経済産業省】
リュウグウサンプル ⒸJAXA 【提供:経済産業省】

 

 ※実際に館内に展示する試料は変更になる可能性があります

 

<展示協力企業・団体>

国立極地研究所、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)


 

 

【2025年日本国際博覧会 日本館について】

 

日本館 昼
日本館 昼
日本館 夜
日本館 夜

 

■日本館とは

 

 大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を、開催国としてプレゼンテーションする拠点である日本館。テーマは「いのちと、いのちの、あいだに」。日本文化の特徴の1つである「循環」を館内に創出することで、自分自身があらゆるいのちとのつながりの中で生かされている存在であり、地球という大きな循環の一部であることに気づく機会を提供します。

 

 

■大阪・関西万博 日本館公式サイト「月刊日本館」

 

・サイトURL: https://2025-japan-pavilion.go.jp/

・日本館とは:https://2025-japan-pavilion.go.jp/overview/

 

■日本館公式SNS

 

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日本館|Expo2025 大阪・関西万博

URL:https://youtu.be/6RTfd4HS7U8 

日本館のプロモーションムービーが完成しました。「藻類×ハローキティ」や、「BE@RBRICK(ベアブリック)」とのコラボレーション、火星の石など、さまざまな展示の魅力を凝縮した映像となっています。